妊娠中の葉酸不足と過剰摂取の副作用

葉酸は、レバーやインゲン豆、緑黄色野菜などに多く含まれている水溶性のビタミンB9であり、たんぱく質や細胞の生成、赤血球の合成に必要なDNAやRNAの核酸の合成の重要な役割を担っている為、妊娠中にこの栄養素が不足すると神経管閉塞障害やダウン症などの胎児の先天性の奇形症の発症原因となります。
その為、高齢出産を目指す女性を中心に出産を望む女性達が、先天性の奇形症の予防効果を得る為に積極的にこの栄養素を摂取しています。
摂取タイミングとしては、先天性の奇形症が妊娠極初期に発症しているので、婚活中は継続して適量を継続して服用する必要があるとされ、最低限妊娠の4週間前?12週目までは1日あたり400μg服用する必要があると厚生労働省が注意喚起しています。
葉酸は、ビタミンB12と共に赤血球の生合成を促進する事から造血ビタミンとも呼ばれ、赤い血液から生合成される母乳の質を大きく作用するとされています。
その為、この栄養素が産後に不足する事により母乳の質が大きく劣化し、新生児の発達障害の原因となるだけでは無く、IgA抗体やラクトフェリン、リゾチームなどのにも悪影響を及ぼし免疫力の低下を引き起こします。
又、この栄養素の不足は、赤血球の不足を誘引し巨悪芽球性貧血や栄養素吸収障害が誘引する栄養不足による抜け毛、オキシトシンの分泌不足による子宮復古の遅延などを引き起こすリスクがあります。
厚生労働省では、授乳期には一般人の1日あたりの推奨量240μgに授乳婦の付加量100μgを加算した340μgを1日の推奨量とし、食事から毎日適正量を吸収するのが難しいのでサプリメントなどによる不足分の補給も推奨しています。
葉酸は、体内に蓄積する事が出来ない栄養成分なので毎日補給する必要がありますが、ある程度の過剰摂取の場合には尿と共に排泄され副作用が無いとされています。
しかし、自己の排泄能力を超える過剰摂取を継続すると、食欲不振や吐き気、浮腫み、不眠症などの副作用症状が見られ、呼吸障害や栄養素の吸収率の低下、ビタミンB12欠乏症の発見の遅延なども発症する事があります。

Categories: 未分類